TOEFL cbt(コンピュータ版TOEFL® テスト)の概要
2000年10月以降に導入されたTOEFL®試験です。
その名の通り、コンピュータで受験するもので、リスニング、リーディングに加えて、ライティング問題が導入されたのが最大の特徴です。
2006年5月のTOEFL® iBT導入に伴い、その役目を終えることになりました。
TOEFL®の問題構成は、 PBT ・ CBT ・ iBTで全く異なります。自分がどのバージョンを受ける必要があるのかを見極め、それに沿った試験対策をしておくことが必要です。
コンピュータ版TOEFL®(TOEFL® CBT) 問題数 所要時間
Listening Comprehension(リスニング) 30~49問 40~60分
Structure & Written Expression(文法) 20~25問 15~20分
Reading Comprehension(リーディング) 44~55問 70~90分
Writing (ライティング) 1問 30分
TOEFL テストではスコアの表し方も、TOEFL PBT・TOEFL CBT・TOEFL iBTで異なります。
TOEFL テスト 最低スコア 最高スコア
ペーパー版 TOEFL(TOEFL PBT) 310 677
コンピュータ版TOEFL(TOEFL CBT) 0 300
インターネット版TOEFL(TOEFL iBT) 0 120
TOEFL テスト スコアの換算表は、次のようになります。
ペーパー版(PBT) l コンピュータ版(CBT) l インターネット版(iBT)
677 300 120
620 260 105
600 250 100
580 237 93
570 230 89
550 213 80
520 190 68
500 173 61
450 133 46
400 97 32
310 0~30 0~8
大学で要求されるスコア
アメリカの大学で要求されるTOEFL®スコア ( ※TOEFL®-PBT )
TOEFL®の結果は合否ではなく、TOEFL®-PBT においては、310点から677点までの点数で評価されます。一流大学・大学院を目指す人は600点以上,一般の大学院なら550点,4年制大学で500点,2年制大学なら450点を目安にするとよいでしょう。
要求される点数は各大学によってさまざまです。(例)・「フルブライト奨学金」予備審査の基準点では、CBT で 213点以上です。・ニューヨークバークレーカレッジは、 173点以上。・一流大学は、213点以上。・大学院進学には 250点以上が要求されます。・米国のアイビー・リーグ(Ivy League)など、北米の超一流大学の合格者の実際の平均点は、ほとんど満点に近いと言われております。